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「カロリーゼロ」「ノンカロリー」「カロリーオフ」「低カロリー」はどう違う?

「カロリーゼロ」とか「カロリーオフ」とか、いろんな表示があってどれを選べばいいのかわからない・・・

ペットボトルを見る女性(左向き)

カロリーを「含まない」と「低い」に分けられます

まず大きく2タイプ、
①カロリーを「含まない」旨を表す “カロリーゼロ” や “ノンカロリー” と
②カロリーが「低い」旨を表す “低カロリー”、 “カロリー控えめ”に分けられます。

①「含まない」と②「低い」では、飲みもの100ml当たりのカロリーの範囲が異なります。
たとえば ①「含まない」旨である“カロリーゼロ”や“ノンカロリー”は、100ml当たりのカロリーが5kcal未満の飲みものでなければ表示できません。
「えっ、ゼロじゃないの?」と思われるかもしれません。
これは食品表示基準※1のもとでは、5kcal未満であれば、栄養成分としては無視できる程度のカロリーとみなされているからです。

同様に、②「低い」旨である“低カロリー”、“カロリー控えめ”は、100ml当たりのカロリーが20kcal未満でなければ表示できません。

また、これらを商品に表示する場合は、“一般表示事項”も併せて表示する必要があります。
一般表示事項とは、いわゆる栄養成分表示で、カロリー(kcal)で表現される熱量(エネルギー)ももちろん含まれています。
例えば図にあるように、②にあたる「甘さすっきり低カロリー」をパッケージに表示している飲みものの栄養成分表示には、製品100ml当たりのエネルギーが16kcalであることが表示されています。

※1 または栄養表示基準

カロリーゼロ~ 図1
ペットボトルを持つ女性

カロリーゼロ < 低カロリー なのね

適切なカロリーの摂取を判断していただくための表示です

こんなに細かく基準が決められている理由は、熱量(カロリー)は過剰に摂りすぎると国民の健康に影響があると考えられているからです。
製品に①「含まない」旨や②「低い」旨を表示することは、私たちがエネルギーを適切に摂取するための判断材料として役立ちます。だから一定の基準のもとで強調して表示することが認められており、こうした表示は「適切な摂取ができる旨」の基準と呼ばれています。

図にあるように、熱量(カロリー)のほかに脂質、飽和脂肪酸、コレステロール、糖類、ナトリウムについて、それぞれ基準が定められています。それぞれの基準についてはこちら

カロリーゼロ~ 図2
ペットボトルを持つ女性

じゃあ、カロリー〇〇%オフって何が基準なの?

低減した比較対象が何かを記載しています

では「カロリー〇〇%オフ」や「カロリーハーフ」のように具体的な割合や量が表示されている場合は、どうなのでしょうか。
たとえば図の商品は “カロリー63%オフ”と表示されています。ということはオフする前の100%として比較できる何かがあるはずですよね。
この図の例では、“※2”として表示されているように、「五訂増補日本食品標準成分表」に記載されている梅酒のエネルギー値により低減された割合を“63%オフ”と表示しています。
こうした相対的な表示が③「低減された旨の表示」で、比較した食品についての情報と低減した量や割合を表示する必要があります。

カロリーゼロ~ 図3

割合や量についても基準以上でないと“低減した”とは表示できません

“カロリーを低減した”といわれても、3%や5kcal程度では、多くの人にとってあまり意味がありません。 なので、割合として25%以上、なおかつ100ml当たり20kcal以上低減していないと、カロリー“〇〇%オフ”、“〇〇%カット”、“〇〇kcal減”といった表示はできません。
つまり最低でも“25%オフ”はクリアしていないとダメということになります。

カロリーゼロ~ 図4

元のカロリーが80kcal以上になると「量」から「割合」に変わります

③「低減された旨の表示」では「割合」と「量」の両方の基準以上に低減する必要があるため、比較した元の飲みもののカロリーによって優先順位が変わってきます。
「量」の基準である20kcalと「割合」の基準である25%が等しくなる80kcalがその境目。
元の飲みものが80kcal以上の場合には、「割合」としての25%以上削減を守り、80kcal未満の場合には、「量」としての20kcal以上削減が優先となります。

定めがない成分についての表示について
ここまで「適切な摂取ができる旨」、すなわち「含まない・低い・低減された旨」の表示について説明してきましたが、これらは熱量(カロリー)、脂質、飽和脂肪酸、コレステロール、糖類、ナトリウムについての基準です。でも世の中には“プリン体〇〇%オフ”とか“カフェインゼロ”など、他の成分で同じように表示されている商品がありますよね。
他の成分については、食品表示法には表示の基準がありませんが、販売者は関係法令や業界の自主基準を守り、販売者の倫理観や科学的根拠に基づいて誠実に表示することが求められます。
例えばキリンビールでは、“プリン体〇〇%オフ”の表示とともに、比較した対象や製品100ml当たりのプリン体量を表示するなど、開発段階からチェックを重ね、基準外であっても適切な表示となるように心がけています。
fig06.png

知っトクポイント!

  • カロリーを「含まない」と「低い」の表示がある
  • 5キロカロリー未満(※2)なら、ゼロ表示ができる ※2 飲みもの100ml当たり
  • “カロリー〇〇%オフ”は25%以上
腰に手を当てて飲料を飲む男女(右向き)

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